Furcht968 (トーク | 投稿記録)
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== 理論 ==
== 理論 ==
=== 中立音程 ===
=== 中立音程 ===
7L 3sは、完全5度や完全4度といった馴染みのある音程と、中立音程といった馴染みのない音程を組み合わせているため、アラビア音階やトルコ音階とは相性が良いが、伝統的な西洋音階とは相性が悪い。主な音程には以下が含まれる(ただし、音程の表記は[[#音程]]を参照):
7L 3sは、完全五度や完全四度といった馴染みのある音程と、中立音程といった馴染みのない音程を組み合わせているため、アラビア音楽やトルコ音楽とは相性が良いが、伝統的な西洋音楽とは相性が悪い。主な音程には以下が含まれる(ただし、音程の表記は[[#音程]]を参照):
* 完全3度は音階の下方ジェネレーターであり、その範囲は中三度程度である。
* 完全3度は音階の下方ジェネレーターであり、その範囲は中三度程度である。
* 完全7度は音階の上方ジェネレーターであり、完全三度の転回形、その範囲は中六度程度である。
* 完全7度は音階の上方ジェネレーターであり、完全3度の転回形、その範囲は中六度程度である。
* sの音程に該当する音程は、[[四分音]]から短二度までの範囲内にある音程のことである。
* sの音程に該当する音程は、[[四分音]]から短二度までの範囲内にある音程のことである。
* Lの音程に該当する音程は、サブメジャーの二度から[[Sinaic]] (約128¢)までの範囲を指す。
* Lの音程に該当する音程は、サブメジャーの二度から[[Sinaic]] (約128¢)までの範囲を指す。
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=== 四分音とテトラコルドの分析 ===
=== 四分音とテトラコルドの分析 ===
[[四分音]]に似た音程が存在することから、{{En仮リンク|グラハム・ブリード|Graham Breed}}は、L音程とs音程の代替として、「''トーン'' (tone、略称t)」および「''クォータートーン'' (quartertone、略称q)」という用語を提案した。この解釈は、s音程が四分音に近似する音程比の場合にのみ意味をなす。さらに、ブリードは、tとqの組み合わせを指すために、大文字のTで略記される、より大きな音程単位も提案している。この大きな音程の追加により、7L 3sの7音からなる部分集合を構築することができる。これらの部分集合の中には、T - t - T - t - T - t - t のように、3L 4sと同一のものもあるが、 しかし、ブリードは、T - t - t - T - t - t - T のような非MOSパターンも可能であると述べている。
s音程が[[四分音]]に近似することに着目した{{En仮リンク|グラハム・ブリード|Graham Breed}}は、この前提を元に、L音程を「''トーン'' (tone、略称t)」、s音程を「''クォータートーン'' (quartertone、略称q)」と呼称し、tとqの組み合わせた音程を大文字のTで表記した。これらにより、7音からなる7L 3sの部分集合を構成できる。これらの部分集合の中には、T - t - T - t - T - t - t のように、3L 4sと同一のものもあれば、T - t - t - T - t - t - T のような非MOSパターンも可能であるとブリードは述べている。


さらに、五度および四度に類似した音程が存在するため、7L 3sは[[テトラコルド]]として分析することができる。
例えば長4度は完全四度に近似し、長6度は完全五度に近似するので7L 3sは[[テトラコルド]]として分析することが可能であるが、長4度へ到達するには、この場合t-t-t-qと4つの音程が必要になり厳密にはテトラコルドにならない。なのでアンドリュー・ヒースウェイトはtを2つ組み合わせた「A」という音程を追加した。


長4度(四度のような音程)は、3つの音程(3つのトーンと1つのクオータートーン)ではなく、4つの音程で到達するため、アンドリュー・ヒースウェイトは、2つのトーン(t)の組み合わせを指すために、増2度を表す「A」という追加の音程を提案している。
したがって、可能なテトラコルドは、T - t - t、またはA - t - qとして構成できる。
 
したがって、可能なテトラコルドは、広い方のトーン(T)と2つの小さい方のトーン(t)の組み合わせであるT - t - t、あるいは増二度音程(A)、トーン(t)、およびクォータートーン(q)の組み合わせであるA - t - qとして構成することができる。


== 調律一覧 ==
== 調律一覧 ==
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