「2L 5s」の版間の差分
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2L 5sは、五線譜、音名、相対記譜法などを含む従来の記譜法を用いて、2つの方法で表記することができる。 | 2L 5sは、五線譜、音名、相対記譜法などを含む従来の記譜法を用いて、2つの方法で表記することができる。 | ||
第一の'''旋律的音名'''(英: Melodic notation) | 第一の'''旋律的音名'''(英: Melodic notation)は、アンチダイアトニックスケールに基づいてシャープ・フラット、長・短、増・減を定義しており、予想通り、シャープはフラットよりも音程が高く、長・増は短・減よりも音程が広い。これはダイアトニックの慣習に従わないため、従来の音程計算は通用しなくなる。例えば、長二度+長二度は長三度にならず、D+長二度はEにならない。アンチダイアトニックはダイアトニックの姉妹MOSであるため、音程計算のルールにおいて長調と短調を入れ替えることでこの問題を解決できる。なお、和音を構成する音はダイアトニックとは異なる。例えば、メジャーコード(完全一度・長三度・完全五度)は予想通りおよそ4:5:6の比率になるものの、Cを主音とする場合、C–E♯–Gと表記される。 | ||
あるいは、アンチダイアトニックスケールを実質的に通常のダイアトニックスケールと見なすことも可能である。つまり、シャープはフラットよりも音程が低く(「S」の音程が「L」の音程より大きいため)、長・増は短・減よりも音程が狭いという扱いになる。これは「'''和声的音名'''(英: Harmonic notation)」として知られている。これを行う主な目的は、12平均律や他のダイアトニック体系で記譜された音楽をその場で直接変換できるようにすること、あるいは五度連鎖表記しか対応していないツールで2L 5sをサポートできるようにすることである。これにより、ダイアトニック表記における音程演算の仕組みを引き継ぐことが可能だが、その代償として、音程の大きさや和音の形状が誤って表記されてしまう。つまり、メジャーコード(完全一度・長三度・完全五度)は、Cを基音としてC–E–Gと表記されるものの、第三音が短三度に近いので、もはや4:5:6とはならない。 | あるいは、アンチダイアトニックスケールを実質的に通常のダイアトニックスケールと見なすことも可能である。つまり、シャープはフラットよりも音程が低く(「S」の音程が「L」の音程より大きいため)、長・増は短・減よりも音程が狭いという扱いになる。これは「'''和声的音名'''(英: Harmonic notation)」として知られている。これを行う主な目的は、12平均律や他のダイアトニック体系で記譜された音楽をその場で直接変換できるようにすること、あるいは五度連鎖表記しか対応していないツールで2L 5sをサポートできるようにすることである。これにより、ダイアトニック表記における音程演算の仕組みを引き継ぐことが可能だが、その代償として、音程の大きさや和音の形状が誤って表記されてしまう。つまり、メジャーコード(完全一度・長三度・完全五度)は、Cを基音としてC–E–Gと表記されるものの、第三音が短三度に近いので、もはや4:5:6とはならない。 | ||