「7L 3s」の版間の差分
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== 理論 == | == 理論 == | ||
=== 中立音程 === | === 中立音程 === | ||
7L | 7L 3sは、完全五度や完全四度といった馴染みのある音程と、中立音程といった馴染みのない音程を組み合わせているため、アラビア音楽やトルコ音楽とは相性が良いが、伝統的な西洋音楽とは相性が悪い。主な音程には以下が含まれる(ただし、音程の表記は[[#音程]]を参照): | ||
* 完全3度は音階の下方ジェネレーターであり、その範囲は中三度程度である。 | * 完全3度は音階の下方ジェネレーターであり、その範囲は中三度程度である。 | ||
* | * 完全7度は音階の上方ジェネレーターであり、完全3度の転回形、その範囲は中六度程度である。 | ||
* sの音程に該当する音程は、[[四分音]]から短二度までの範囲内にある音程のことである。 | * sの音程に該当する音程は、[[四分音]]から短二度までの範囲内にある音程のことである。 | ||
* Lの音程に該当する音程は、サブメジャーの二度から[[Sinaic]] (約128¢)までの範囲を指す。 | * Lの音程に該当する音程は、サブメジャーの二度から[[Sinaic]] (約128¢)までの範囲を指す。 | ||
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=== 四分音とテトラコルドの分析 === | === 四分音とテトラコルドの分析 === | ||
[[四分音]] | s音程が[[四分音]]に近似することに着目した{{En仮リンク|グラハム・ブリード|Graham Breed}}は、この前提を元に、L音程を「''トーン'' (tone、略称t)」、s音程を「''クォータートーン'' (quartertone、略称q)」と呼称し、tとqの組み合わせた音程を大文字のTで表記した。これらにより、7音からなる7L 3sの部分集合を構成できる。これらの部分集合の中には、T - t - T - t - T - t - t のように、3L 4sと同一のものもあれば、T - t - t - T - t - t - T のような非MOSパターンも可能であるとブリードは述べている。 | ||
例えば長4度は完全四度に近似し、長6度は完全五度に近似するので7L 3sは[[テトラコルド]]として分析することが可能であるが、長4度へ到達するには、この場合t-t-t-qと4つの音程が必要になり厳密にはテトラコルドにならない。なのでアンドリュー・ヒースウェイトはtを2つ組み合わせた「A」という音程を追加した。 | |||
したがって、可能なテトラコルドは、T - t - t、またはA - t - qとして構成できる。 | |||
== 調律一覧 == | == 調律一覧 == | ||